事例・実績

Honda HEAT(ラグビー)

Honda HEAT(ラグビー)

結果

シーズンサポート1年目(2014~2015):トップリーグ昇格
(トップウエストリーグ6戦全勝+トップチャレンジ3戦全勝)

シーズンサポート2年目(2015~1016):トップリーグ残留
(16チーム中11位:チーム史上最高位)

課題

選手個々がグラウンドに立つ時に100%のメンタルで来ることができるように自分自身でセルフコントロールできる様にする事
またチーム内での日常のコミュニケーションを向上させる事

「総合的にメンタルとコミュニケーションの仕組みを導入し、モチベーション高く、一体感のある自走式のチームへ大きく成長。チーム史上最高位を獲得」

2014年に指導者の方にヒアリングさせていただき、「なんとしてもトップリーグへ昇格・継続を実現し、日本一へ向けてチームを進化させたい、そのために、一人ひとりの意識レベルを上げるとともに、コミュニケーションをよくして、チームとしての一体感を高めたい」という現場の声に共感。
それまでは、ミーティングの場でも、なかなか選手からの意見がでなかったが、全メンバーが意見を出しやすい場づくりを段階的に作り、選手の所属年次に関係なく、積極的な発言が生まれるようになった。
練習では、選手のモチベーションに差があったが、チームの目的・目標と選手1人ひとりの役割を明確にすることで、レギュラーメンバー・メンバー外に関わらず、集中して練習に取り組むようになった。
また、ポジションや世代を超えてコミュニケーションをとる仕組みを練習内外に取り入れ信頼関係を強化。年間スケジュールを常に意識できるよう「見える仕組み導入」による通年意識対策などを実施。

 

試合では、流れに乗れる時とそうでないときの落差があったが、メンタルスキルとセルフイメージの向上、コミュニケー ションルールの策定やルーティンの活用により、相手との実力差に関係なく、「最後までベストをつくす」「競り合った上で勝ち切る」メンタリティへ生まれ変わった。
その結果、
2014年~2015年、全勝でトップリーグ昇格を決める。
2015年~2016年、チーム史上最高位の11位でシーズンを終え、トップリーグ残留決定。

Honda HEAT 藤本 知明 ヘッドコーチより

私個人としては2013年度よりご指導いただき変化した事は自分自身の考えを整理し、必要な事を具体的に計画立案し行動に移すかを考える様になった点であります。
そしてチームにとって少しでもプラスになりそうな事に対しては積極的に取り組むと共に選手自身が自己効力感を得られるような環境を整備するように取り組んできた事であります。
またチームとして細かなコミュニケーション能力が向上した事により試合・練習を通して短い時間で意思疎通を図る事が上達しました。

何事に対しても取り組む真剣度がチームとして向上しました。
チーム内での些細な競争やミニグループでの競争を含めて真剣に取り組む事によって一体感が向上している事を実感しています。
またそれぞれが自分自身の役割をやり切ろうとする風土が築けてきています。
委員会活動然りシーズン中でのメンバー外もチームとしての行動に徹して行動してくれる様になってきています。
これらチームとして確実に前進している事を実感しています。

柘植 陽一郎

コーチ:柘植 陽一郎

これまで関わったチーム名、選手名、世代、種目等

■JOC強化スタッフ(医・科学スタッフ)(2011年~2014年)
■全日本スキー連盟スノーボードナショナルチームメンタルコーチ (2011年~2014年)
■Honda HEAT(ラグビートップリーグ)メンタルコーチ (2014年~2016年)
■慶應義塾高校 アメリカンフットボール部 メンタルコーチ(2015年~2016年)
■ホンダレーシングチーム メンタルコーチ(2010年〜2012年)
■桜美林大学特別強化クラブ講師(2014年〜)
■ラクロス男子日本代表チーム(2018年)
■サッカー(日本代表選手)、プロ野球ピッチャー(元日本代表)、ライフル射撃(日本代表選手)、体操(日本代表コーチ・選手)他、高校部活動・大学体育会多数サポート

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