更新日:2025年8月17日
総務省・外務省・文部科学省・自治体国際化協会が連携して実施している、世界最大規模の国際交流プログラム「JETプログラム」(The Japan Exchange and Teaching Programme)。
海外から青年を招致し、全国の自治体や教育機関で国際交流や外国語教育を担う取り組みとして、30年以上の歴史を持ちます。今夏も約3,000人の参加者が海外から来日され、日本各地で活動を始めています。
このJETプログラムの職種のひとつに「スポーツ国際交流員(SEA:Sports Exchange Advisor)」があります。SEAは地方公共団体に配属され、特定競技の専門家としてトレーニング方法の紹介や指導者研修、スポーツ関連事業の企画支援などを通じて、地域レベルでの国際交流を推進する役割を担います。
フィールド・フロー代表の柘植陽一郎は、今年もこのSEA研修の講師として招聘いただきました。今回で7年目となります。
今年は、
フランスからバスケットボール指導者
ドイツから卓球指導者
ジャマイカから陸上指導者
が来日し、研修に参加されました。研修では、各国の文化や指導スタイルの違いを踏まえながら、日本の小中高世代への指導で知っておくべきポイントについてお話しました。また、スポーツメンタルコーチングの考え方や、現場での実践事例を共有し、双方向での意見交換を行いました。
参加者の皆さんからは「新たな視点を得られた」「子どもたちの成長を支援するうえで大きなヒントになった」といった感想をいただき、非常に有意義な時間となりました。
今後、岡山・佐渡・鳥取にそれぞれ配属されるみなさんが、地域の子どもたちや選手に新しい刺激を与え、人生をより豊かにするきっかけとなってくださることを願っています。
国際交流は単に文化を知るだけではなく、スポーツを通じて「人と人がつながり合う経験」をもたらしてくれます。研修を通して生まれた交流と学びが、参加者や地域にとって実りあるものになるよう、フィールド・フローとしても応援しています。
スポーツメンタルコーチング
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