更新日:2025年5月13日
フィールド・フローがクライアントに関わる際に大切にしていること。
それが人の中には生まれながらに自己実現傾向がある、ということです。
人の中には、生まれながらに「より良くなりたい」「成長したい」という『実現傾向』があります。
カール・ロジャーズが提唱したこの考え方は、心理学だけでなく教育やコーチングの現場でも広く知られています。
無理に変えようとしなくても、人は本来、自分で変わる力を持っているということ。
私たちが大切にしているのはまさにここです。
自らの意思で選択する力は、将来的にも本人自身の力になります。
「どうやってこの人を成長させるか」ではなく、「いまこの人にとって、どんな関わりがその力を引き出すのか?」を丁寧に見つめることにあります。
本当に力になるのは、本人のタイミングで、本人の言葉で、動き出せる感覚。
それが、自発的な行動や学びにつながっていきます。
だからこそ「変えよう」とするのではなく、「変わろうとする力」を信じること。
成長を"引き出す"のではなく、"湧き出る"を大切に。
こうした小さな芽を、邪魔せず、焦らず、支える"まなざし"を大切にしたいですね。
スポーツメンタルコーチング
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