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事例・実績

精神面の弱かった私を強くしてくれたことに感謝してます!

実績

ジュニアオリンピック出場、北信越大会8位

概要

チーム・選手名 松田 和也
競技名 陸上
世代 中学生-高校生
カテゴリー 中学校体育連盟(中体連)、高等学校体育連盟(高体連)(福井県)
サポート対象 選手

依頼時の課題について

一生懸命に練習に取り組んで当日を迎えると、会場までの車内や到着してからのウォーミングアップ時にだんだん緊張感が強くなり、体の調子が悪くなってしまい本番で本来の力が出せないことに悩んでいた。

どのようなサポートをしましたか?

今現在の状況、どんな時に緊張感を強く感じ、その時どんな気持ちになるのかを確認し、どんな陸上選手を目指しているのか、どんなレースができたら最高かをインタビューしていった。
レース1週間前からレース直後までのタイムラインをA4用紙に作成し、1週間前にどんな気持ちでどんな仕上がり具合になっているのか、当日を迎えて同じ組で走る選手を感じながら、スタート位置についた時どんな景色が見えどんなことを考えているのか、スタート直後からハードル一つ一つをどう攻略していくのかをリアルに描いてもらい、付箋に書き出して貼っていった。自己最高記録を叩き出し、ゴール後に応援に来ていた家族の反応や、これまでお世話になった方々への感謝の気持ちを感じるている自分まで書き出してくれた。
書き出したタイムラインを俯瞰しながら出てきたのは、最高なレースを実現するための大事なポイントであった。
1週間前は「軸がぶれなくなっている」「ハードリング低くなっている」ことや、組の中に3年生がいるかいないかで緊張度が変わること、レース後半で理想の姿勢でのハードリングを持続する力が必要になることなどが挙げられた。そしてそれらを得るために、練習会では積極的に前に出て練習するという意欲が湧いてきた。

関わった後の選手やチームの変化は?

このワークを通して選手が得たことは、やるべきことが明確になったこと。これまでは自分の内側で技術や体の調子、メンタル状態、レース前のプランや行動、環境への配慮などがごちゃごちゃになっていたが、最高のレースをするために今の自分にとって取り組むべき課題が見えてきているので、どんどん前のめりで主体的に取り組む姿勢、そして行動につながっていた。
自分にとってのやるべきことが明確になり、主体的に取り組むことによって緊張が軽減していったようで、無駄な心配事に囚われることがなくなったようだ。レースの相手は自分ではコントロールできないことであるため、練習の時からそのプレッシャーを自ら作り出してみたり、有力選手と走ることは自分自身の力が引き出されるチャンスとして捉えてみたり、物事の捉え方を少しずつ変化させていった。

クライアント(選手、指導者等)の生の感想

私は11年間の陸上生活で初めてスポーツコーチングを受けました。最初はどんなことをするのか分からずにいました。しかし初めてコーチングを受けたときに目標設定を具体的に考えることなのだと思いました。私はこれまでにたくさんの大会に出場してきましたが、緊張しすぎて本番になかなか力を発揮できないタイプでした。自分でも悩んでいた矢先にスポーツコーチングと出会うことができました。まず行ったことが目標設定とそれを達成するための行動パターンを計画的に考え、紙に書きました。そしてその通りに練習をしたところ、不思議なことに心配事が減り、大会でも緊張することなく気持ちに余裕を作ることができ、本番で力を発揮できるようになりました。これはスポーツコーチングをしてくれた中村さんのお陰だと思います。その時から次第に強くなり中学ではジュニアオリンピックに出場、高校では北信越大会で8位に入賞するまでに成長しました。高校生活の最終目標をインターハイ出場と定めましたが、怪我でインターハイ出場の目標は絶たれました。あの時は陸上から離れたいと思っていましたが、今まで支えてくれた家族の思いや後輩を指導しているうちに、大学卒業したらマスターズで陸上を続けたいと思うようになりました。今は4年後の国家試験に向けて、日々授業に励んでいますが、今後の目標はマスターズの大会出場と定めました。ここまでこれたのもコーチングで学んだことを続けてきたからです。精神面の弱かった私を強くしてくれたことに感謝してます!

扱ったテーマについて

目標設定, プランニング

何を行いましたか?

選手個人セッション

中村 幸太郎

フィールド・フロー認定コーチ:中村 幸太郎

これまで関わったチーム名、選手名、世代、種目等

福井県立足羽高校陸上部 110mハードル 松田和也選手 北信越高校新人陸上競技大会8位、福井フェニックス 木戸口由章乃投手  (ソフトボール成年女子)いわて国体3位、少年ソフトボールチームあそうづファイヤーズ、少年野球チーム 富田レッドソックス、新日本工業 陸上短距離 T52クラス 伊藤竜也選手 2018ジャパンパラ競技大会 100m 1位。

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