医療職チームと共に様々な視点から子供達の正常な成長過程をサポート
チーム・選手名 | あそうづファイヤーズ |
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競技名 | ソフトボール |
世代 | 小学生 |
カテゴリー | 少年(福井県) |
サポート対象 | チーム、指導者 |
牧野監督の思いは「勝ち負けに固執することなく、①元気に挨拶ができる②礼儀を大事にする③何事にも感謝できる選手を育て、このチームに入って本当に良かったーと感じてもらえる」こと。新チームの課題として①5年生男子2名の意欲を高める、5年生女子1名の良い影響を他の女子3名へ与えてチームの推進力を高めて、県大会ベスト4以上の結果を得ること。
本サポートは、看護師、理学療法士、放射線技師とチームを組み、フィジカル、救急処置、そしてコミュニケーションを柱として、医療職の視点から子供たちの正常な成長過程をサポートしていくことをテーマとしてスタートした。私はコミュニケーションを担当し、まずは1)チームのことを知るために、牧野監督はじめコーチ2名、保護者会長、副会長に対してチーム事情に関するインタビューを実施した。監督からはチーム状況について、「現状」と「理想の未来」を椅子を使って表現してもらい、選手の視点から感じることや俯瞰して気がついたことを話していただいた。その中で、5年生のつながり、貪欲さをさらに高めていくことでチームの推進力を太く、強くしていくことを確認した。インタビュー結果を踏まえて、12月から6月まで7ヶ月間の活動スケジュール計画を立て、「あそうづファイヤーズサクセスストーリー」として監督はじめコーチ、保護者全員と共有して、活動を進めていった。選手には、ミニセミナーを開催して「振り返り=未来実現会議」を紹介して「深刻」ではなく「ワクワク」を自分達でつくりだすことや、新チーム結成から最後の試合までのタイムラインを作成し、2人1組になってこれからの数ヶ月間を、歩いたり立ち止まって感じるままに話してみたり、体を動かし表現することで言葉にならない感覚を味わってもらった。監督とは月1回ペースで振り返りとNextActionを検討した。
2月までは計画通り進めてこれたが、コロナウイルスの影響によってチームとしての活動を休止せざるをえなかい状況となった。さあこれから!という中での休止のため、選手・チームにどんな影響があり、変化が見られたのかはよくわからないというのが正直なところである。ただ、振り返りやタイムラインを行なっているときの子供の姿や子供が書き出した絵を見た保護者の方からは、「子供たちの目が輝いて見えた」「こんな風に考えていたんですねー」と、普段なかなか見ることができない一面を垣間見たというコメントをいただいた。
昨年末から中村さんによるメンタルコーチング(サクセスストーリー)をチームの選手、指導者、保護者が受講させて頂きとても有難く思っております。子供達には目標設定としてより具体的に落とし込んでもらい、みんなの前で発表してもらいました。親子ストレッチや肘エコー検査、応急処置レクチャー等、非常に勉強にもなり意識向上に繋がりました。
チームとしても、県大会ベスト4以上を目標に取り組んでいたのですが、思いもよらぬコロナ禍の影響により、活動自粛を余儀なくされ、県大会も無くなり、今シーズンは状況が一変してしまいました。
最近になってようやく活動が再開出来、今迄当たり前だった事が実は凄く有難い事だという事が身に染みて感じ、ソフトボールの楽しさを再認識しております。
研修もしばらく休止して残念ですが、またみんなが同じ方向を向いて目標に向かって邁進出来る様に御指導賜りたいと存じます。今後も宜しくお願い致します。
目標設定, チーム力向上, コミュニケーション
チーム向けセミナー, 監督個人セッション
福井県立足羽高校陸上部 110mハードル 松田和也選手 北信越高校新人陸上競技大会8位、福井フェニックス 木戸口由章乃投手 (ソフトボール成年女子)いわて国体3位、少年ソフトボールチームあそうづファイヤーズ、少年野球チーム 富田レッドソックス、新日本工業 陸上短距離 T52クラス 伊藤竜也選手 2018ジャパンパラ競技大会 100m 1位。
スポーツメンタルコーチング
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