事例・実績

ラフティングチームテイケイ

ラフティングチームテイケイ

結果

WORLD RAFTING CHAMPIONSHIPS 2015(ラフティング世界大会)総合6位(スプリント1位)

課題

チームは、2010年・2011年と世界大会2連覇を果たしたものの、以降、2013年2位、2014年4位(2012年は世界大会開催無し)と結果を残せず、2015年、新メンバーを4人迎え、世界一奪還に向けて再出発をしたところであった。

継続してメンタルコーチのサポートを活用し、『国を背負い世界と戦うチーム』に選手が成長

新メンバー4人は世界大会への出場経験はなく、世界の強国を相手に闘うという現実感に乏しい。チーム内のコミュニケーションも、本当に言いたいことを言い合えるような関係ではなかった。 世界大会経験者の話を聴いたり、強豪国の力を分析・グラフ化し、当時の自分たちと比較し、自分達に必要なものを本音で出し合うミーティングを実施。そのために必要な具体的なアクションを出し合うことからスタート。その結果、1人1人の選手が感じたことを、言葉にすることが出来るようになり、世界に対する意識が高まった。17回のセミナー、3回の試合帯同、複数の個別コーチングを行い、世界大会前には出来る準備はすべてやりきった状態でインドネシアの現地入りに臨んだ。

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池田拓也コーチ兼選手(当時監督)より

メンタルコーチによる個別のコーチングを月に1度実施、監督である私の自分軸を明確にしていきました。最初の3ヶ月間は、前シーズンの後悔を消化し、前に進む作業。苦しかったし、自分一人では乗り越えられなかったことに取り組めたと思う。チームとの距離、選手との関係性や言葉使い、声かけ、まとめ方など、コミュニケーション全般について相談し、自分自身、ぶれない軸が具体的に出来てきた。

チームにたいしては、セミナーを中心に実施してもらいました。1年目 の選手も多く、部活のような空気から「国を背負い世界と戦うチーム」にまで意識を引き上げて貰いました。もちろん、成長したのは選手たち自身だが、導いてくれたのは紛れもなくメンタルコーチ2人のおかげ。彼らは、時には厳しく、時には涙を流しながら、選手に想いを伝え、成長を加速させてくれた。

世界選手権の現地サポートもして頂き、結果は及ばなかったものの、メンタルコーチが常に寄り添ってくれていたからこそ、選手は最後まで諦めずに戦い抜いたと思う。

阿部 健二

フィールド・フロー認定コーチ:阿部 健二

これまで関わったチーム名、選手名、世代、種目等

スラロームK1日本代表選手 2名・空手道日本代表選手3名・パラリンピック視覚障碍者柔道メダリスト・総合格闘家(テコンドー選手)・プロキックボクサー・なでしこ元日本代表選手・甲子園出場高校球児・サッカー選手・ラフティング日本代表チーム・経営者etc.

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