• HOME
  • NEWS
  • 〜フィールド・フロー スペシャルトークセッション〜田口壮コーチ(オリックス・バファローズ)×レモンさんとコーチ仲間のトーク&ノック!!

NEWS

〜フィールド・フロー スペシャルトークセッション〜田口壮コーチ(オリックス・バファローズ)×レモンさんとコーチ仲間のトーク&ノック!!

先日開催されたトークセッションの
全容を公開します。

レモンさんです。トークセッションのテキストを読んで頂く前に、今回このような貴重な機会を頂きました、オリックス・バファローズの球団関係者の方々と、田口壮コーチには、本当に感謝しています。有難うございました。内容に入るより先に、このテキストを確認して頂きました田口壮コーチから、とても素敵なコメントを頂いておりますので、そちらのご紹介からさせて下さい。とても大切で、まさに、バットの芯でボールをとらえているような、大事なポイントです!それではどうぞ。

今回、レモンさんと柘植先生との関係から、私(コーチ)にフォーカスをしていただきました。コーチの仕事とは木で言えば枝葉です。全体からみるとほんの一部で、その小さい部分をどう作り、調整するか?そこに集中しているのですが、いろんな話をして文字に起こしてみると、あたかも私のお陰で勝ったみたいに誤解される部分があったので補足させてください。

優勝したのは紛れもなく選手の頑張りです。そして彼らを引っ張り続け、コーチ陣にも働きやすい環境を作って頂いた監督がいた。中嶋監督でなければ、この選手たちでなければこの結果はなかったでしょう。昭和を知ってるからこそ、昭和じゃない。選手個々を理解し、それぞれにかける言葉が違う。決して怒らず、選手にはまずやらせてみる、それから相互理解のもとに一緒に進む。時に喝を入れる。みんながついて行きたくなる監督、それが中嶋監督です。昭和ではなく令和です。

最後に、「勝つ組織」とは世界一のショーだと思います。劇場に座って舞台を観ると一番端で演じている人も指先、足先まできっちりと気を抜くことなく魅せる。自分の役割をやり切る事が人の心を動かす。今年もやり切る覚悟です。また、皆さんからアドバイスを頂けると嬉しいです。
オリックス・バファローズ 田口壮

田口壮コーチ2022年1月某日
元メジャーリーグのセントルイスカージナルスで、ワールドシリーズの優勝をも経験し、現在オリックス・バファローズの「外野守備・走塁コーチ」として、昨年2021年度パ・リーグのリーグ優勝を果たした、「田口壮コーチ」と、一般社団法人「フィールド・フロー(FIELD FLOW)」の、スポーツメンタルコーチであり、ラジオDJのレモンさんとの、トークセッションを、同じコーチ仲間と一緒に開催いたしました!

やはり、優勝するチームには、何かが起こっているはず!そんな、オリックス・バファローズのフィールドで、どんなフローが起こっていたのか!?また当日は、メンタルコーチたちからの多くの質問にも答えて頂き、その中の一部もご紹介します。他にもアスリートの感覚的なお話など、安心、安全の場で、元NHKの野球解説者でもあった、田口さんのざっくばらんで、親しみがわいてくるトークスタイルと、お人柄にも触れて頂きたいと思います。1,000本ノック並みに伺ったお話の中で、多少はコンパクトになってしまいますが最後までお楽しみ下さい。何より今回、「日本のスポーツ界のために。子どもたちの未来のために。」と言う思いで、メンタルコーチに語って頂きました。そう言う田口コーチの「スポーツ愛」が届けられれば幸いです。(掲載期間2022年12月末迄)

オリックスの優勝。なぜできたんでしょう?ズバリ?

トークセッションの様子その1レモンさて、お待たせしました。それでは早速!わたくし「レモンさん」から"トーク&ノック"をさせて頂きましょう!(笑)実はですね~レモンさんには「We are シンセキ!」という合言葉があって、周りからは、「男の顔をした、ただのお節介な、シンセキのオバチャン」と、言われているので、田口壮コーチのことを、普段「壮ちゃん」と呼んでいるので、今日も、その呼び方でお許し下さいね!(笑)今回の目的としては、メンタルコーチとして、様々なスポーツ現場や、その他でも、まずは、子供達に野球や、スポーツの素晴らしさを知ってもらいたいと言うのがあります。また、大人たちにも、スポーツの現場を、更に、アップデートして頂いて、スポーツを通して、「素敵な人」を増やして、柘植さん(代表)の合言葉、「素敵な未来」の社会を目指すために、今日は刺激を頂き、学びを得て、更に、現場で一緒に活動していこう!という、いわば「啓発」に重きを置いたトークイベントです。それでは早速ご紹介しましょう。2021年、パ・リーグ、リーグ優勝のオリックス・バファローズの!外野守備、そして走塁コーチ、田口壮コーチの登場です。宜しくお願いしまーーーーーす!

田口よろしくお願いしま~すって、長いっす!長いっす!長いですって!(笑)

レモン(笑)ごめん!ごめん!(笑)時間通りにやったんやけど(笑)さあ、さあ、いきなりこのようにツッコんでくれる壮ちゃんと僕との初めての出会いは、8年前ぐらいのお仕事の現場でした。そして、壮ちゃんに初めてコーチングをさせてもらった場所が、なんと、壮ちゃんの行きつけのお寿司屋さんの2階の座敷でしたね?(笑)

田口はい(笑)

レモンあの座敷の畳の端っこの線を使って、それを「タイムライン」に見立ててやりましたね!

田口やりました。

レモンで、その後、柘植さん、ハルさん(メンタルコーチ)にも会って頂き、いろいろLINEや電話なんかでも、やり取りをして頂いたみたいですね。

田口そうですね。はい、やらせて頂いて、その次の年かな?1軍の僕がバッティングコーチやったかな?その時に付箋使って一年間やりましたよ。

レモン早速取り入れてたというね。で、こちらも早速ですけど、ズバリ!お伺いします!「どうやって優勝できたの?壮ちゃん?」っていうことですね。前年度、そしてその前も2年連続最下位のチームでございました。まったく下馬評でも、優勝候補には上がらず、何十年とやっている解説者や、評論家の皆さんも、誰も予想していなかった、オリックスの優勝。なぜできたんでしょう?ズバリ?

田口1番は「監督が我慢強かった」。

レモン「監督が我慢強かった」。それはどういうことでしょう?

田口ずっと勝てない理由として、僕が思ってたのはレギュラーの選手がいなかったということですね。

レモン固定メンバーがいないと言う?

田口今、ピッチャーもそうなんですけど、固定メンバーがいない。うちの主軸は吉田正尚(まさたか)と言うバッターがいるんですけども、2年連続首位打者。この選手だけなんですよ、ずっと出続けてたのは。で、その周りを固める選手が、外国人選手も含め、安定して成績が出せなかった。まあ出させていなかったのかもしれないですけども。そういう部分で、我慢しきれずに変えていくっていう、結局、誰が継続的に結果を出せるんだ?っていうところの我慢ですよね。それがなかなかできない。1か月2か月ぐらいはいけるんですけども、その先がなかなか我慢できなかった。っていうところを中嶋監督は、「まぁ、いいから。」と言いながら、選手の打順を変えたりとかしながら我慢していったっていう結果だと思います。

レモンすごかったですよね。ほとんど毎回のようにメンバー表が変わりました。それがまた話題にもなりましたけどね。

田口そうですね。その辺で、さすがだなと思うのは、キャッチャー出身の監督なんで、キャッチャー目線で、こういう打線組まれたら嫌だなって言うところをずっと考えてやられたみたいですね。

レモンなるほどね。いや~、中嶋監督さんのその百何十試合中の、ほとんど9割ぐらいが、毎日オーダーが違ってたということ、それで成功して、当たってきたということで、ファンも興奮してましたよね~。

田口そうですね。それはあると思います。

アップデートしているオリックスの魅力とは?

トークセッションの様子その2レモンそういう意味でもキャッチャー出身で、アメリカにもコーチ留学もされている中嶋さんは、いろんなことが、新しいんちゃうかなと。僕は、そこをまず聞かせてほしいのですね。昭和体質のプロの世界、つまり昭和の「根性野球」という意味を、ここにいらっしゃるメンタルコーチのメンバーのほとんどの方が理解しているのですが、ちょっと外から見てたら、「あれ、壮ちゃん、なんか雰囲気変わってきてないですか?オリックス?」「何が起こってるの?なんか新しくなってない?アップデートしてない?」っていうところを感じていたのですが、そのあたりはどうですか?ズバリ!教えてください。

田口アップデートはもちろんしています。ただ、正直に言えば、昭和の根性野球が、まだ根底に流れているのは間違いないです。(笑)

レモン(笑)ちょっと、その辺まず、アップデートしたところから教えてもらえますか?

田口アップデートしているというのは、やっぱり選手と、対話をしながら、選手自身がやりやすいようにしようっていうところですね。「選手第一」って言うところで、みんなでやっていこうと。いかに彼らを、一年間もたせるかっていうことを考えながら、精神的にも、肉体的にも、「どうやって一年間もたせて、パフォーマンスを出させてやるか?」っていうことを、1番最初に考えよう!と言うところで始めてますよね。

レモンつまり完全に「選手ファースト」な空気感が出てたんですね?

田口はい。そこは勿論。

レモンで聞くところによりますと、2021年度すぐに、中嶋監督が所信表明をされました。中嶋監督がその時におっしゃったのが、「コーチのみなさんは、自分の色を出して行こうという考えがあると思いますが、でもまずは選手を見てからにしてほしい。」ということを言われたそうですけど、そうなんですか?

田口はい。それはもちろん言われています。

レモン今までは、いろんなチームでもあることでしょうけど、例えば、2軍から上がってきた選手に、1軍のコーチの誰かが、「お前は2軍で何を学んできたんや?やり直しや!」みたいな言い方をするとか、あるいは、「こうせい」、「あーせい」と、指示型、命令型であったとしたら、まずはそれを待ってくれと、先に選手ひとりひとりの話を聞こうってことですか?

田口そうですね。とりあえずやらせる。やらせてみてどうなっていくか?まず結果がどう出るかっていうところですよね。まず何も言わずに、それをさせないとダメかなって。僕なんかは、ずっと2軍監督の時から、そういうスタイルでしたからね。

レモンでも、壮ちゃん、ぶっちゃけ僕らここに居るメンタルコーチは、もう日々、現場でですね、そのアップデートしてほしいということを、それも、サラッと、指導者を怒らせないように、キレさせないように、上手く気づいてもらおうとしてるんですけど、なかなかこれが難しいわけですよ。そんな中でですよ、プロの世界なんて言ったら、それぞれにみんな自信を持った、これまで実際プレーもしてきた経験もあって、バリバリの元プロ野球選手だったというコーチたちですから、そんな簡単に考え方をすぐリニューアルできたんでしょうか?

田口え~・・・選手の前ではできてます(笑)

レモン(笑)選手の前ではできている?

田口はい。ですけど、コーチ室での話はやっぱ面白いですよ。(笑)

レモン(笑)そこはやっぱり昭和が出てイライラしてるんでしょ?

田口そりゃあ、僕ら、ともかく50歳前後の人間はみんな昭和なんで。(笑)「(時代)変わったなあ〜」って言いながら、昔話に花を咲かせて、ストレスを発散しているっていう。(笑)

レモン(笑)あー、わかります。それ大事ですよね~。

田口だから、選手がどうのこうのっていうのはないんですよ。ただ、一つ何か事例が、ポン!と起きた時に、「あー、今日こうやったけど、昔は違ったよね~。」って言って、(笑)自分たちの「思い出話」を「俺、あんなことをされた」「こんなことされた」「あの人、ひどかったよなー」そう言うことを言いながら、面白がりながら、そこでリフレッシュしてます。(笑)

レモン(笑)プロの世界でもそういう「昭和のガス抜き」をやっているんですね。(笑)

田口そうですね。はい、(笑)あの最初に言った、「監督の我慢」の部分と、それに対して選手達が何とか応えようとしたっていう、そこの「相乗効果」の部分だと思います。つまり、「あの(厳しい時代の)監督が我慢してくれてるんだから、その間に自分たちもなんとかしよう!」って選手たちは思いますし、昔だったら、ちょっと成績が出ないとすぐ落とされるっていうプレッシャーを感じながらやっていたというのは、多少あったんじゃないかなと。

プロ野球界も、遂に「廃刀令」が出ているような「令和維新」時代!

レモンあー、なるほどね。実は中嶋監督は、ベースはやっぱり厳しい人なんですね?

田口ベースは厳しいです。何せあの阪急時代からの人なんで。僕は「オリックス・ブルーウェーブ」からですけども、「阪急ブレーブス」時代からの方を見ると、とんでもないんで。

レモンもう江戸時代みたいな感じね。「侍」に見えるね。(笑)

田口いやいや、もう本当に「刀」持ってましたよ。(笑)

レモン(笑)だからあれよね。「刀」を少しだけ見せて、キラン!と光らせながらも、「刀」は抜かないって感じよね。

田口いやいやいや、もう斬ってますからね。先輩方。もう、すぐ「刀」を抜いてきます。(笑)

レモンすぐ「刀」抜いてくるんだ!?(笑)ちょっと待って、ここ整理しよう。

いわゆる、僕らは「怒らなくてもいい指導の仕方」を、伝えていこうとしてるわけよね。なぜなら、怒る暇があったら、選手がどう思っているのか?選手自身が気づいたり、自分で発見してもらえるような関わりをしようとしているから、僕らは、勿論「刀」を抜くようなことは、まずないんやけど、それは、どういうときに「刀」を抜いているの?

田口いや「刀」を抜いてるのは、昔の阪急時代の話。今は、もう全く抜かないです。今は「刀」も持ってないです。(笑)

レモン「廃刀令」(明治時代の刀を帯刀することを禁じた令)が出てますからね。(笑)

田口はい。全部「刀」は持ってかれました。(笑)

レモンじゃあ聞きたいんやけど、オリックスが優勝して「おめでとう!」って電話した時に、「どうやって優勝できたん?」って聞いたら、「ワンチームみたいに、チームがまとまりました」って言ってたんやけど、それはどういう感じ?

田口そこは、どうですかね?

その「チームがまとまった」っていうのは、みんなが「役割分担」を分かって動いたっていうところが、「まとまった」ということになるのかなと、いう気はしますね。

レモンなるほどね~。まさに「主体性」ってことですね。そうそう、それで言えば、めちゃめちゃ色々とチームはリニューアルしてて。それこそ2021年のキャンプシーズン、2月から始まる宮崎でのキャンプなんて言うのは、中嶋監督になってから、練習時間が少なくなったり、全体のチーム練習という部分も減って、個人の練習に重きを置いたりとか、だいぶ変わったという話ですけど、そうなんですか?

田口練習自体は、そんな強度は高くはないです。まずは、体を作るというところで、体を作ることに関して1番やってはいけないのは「怪我をする」ということなんですよね。だから「怪我をさせない」ようにと言うことが第1。プラス、そこへ徐々に体をつくっていく。で、なるべく集中力のある間に、チームプレーだとか、チームでやらないといけないこと、集中力を要することは、なるべく午前中に入れていこうと。

レモンだから「昨年は最下位だったチームが、こんなぬるい練習でいいのか?」って、周りに思う人もいたでしょうね。

田口周りは、たぶんそう思ってると思います。

レモンそこは、中にいた田口コーチとして不安はなかったのですか?「これで大丈夫かな?」っていう。

田口不安はもちろんあります。

レモンでも、中嶋監督がそうするっていう感じを信じようと?

田口チームはそうするって、監督がそうするって言ってるんで、ならそれに合うように、違う作戦(工夫)を立てようというところで、練習方法も手短に効率的にできることは何だろう?って考えながらやっていくと言うことです。

レモンさらにさっき言っていたように、コーチが「あーせい」、「こうーせい」じゃなくてまず、本人に考えさせる。気づかせると?

田口はい、そこが一番ですね。

レモンそこが一番!やっぱりそういう関わりって結果を生みますか?

田口伸びていくとは思います。とにかく頭ごなしは絶対にしない。と言うところで、「聴く」にしても、「こういう動きになってるけども、何を考えて動いた?」「どういう考えで動いた?」っていうところで、ぼくの意見をまず最初に言うとか、それはないですね。

新しい匂いがプンプンするオリックステーマは「自立」する選手

レモンだって2軍の監督やってた頃から田口監督は、もう新しい感覚だったでしょう。そういう頭ごなしに「バカヤロー!もっと走れ!」とかって、そういうんじゃなかった。だからやっと、念願の空気にはなってきたんですね?壮ちゃん自身としては?

田口そうですね。少しずつなってきていると思います。とにかく、僕の感覚では選手がいかに「自立」してくれるか?っていうところなんですよね。選手が平均7年ぐらいなんですよね。選手寿命というか、契約年数が。その中で、じゃあ監督とコーチがどれぐらい関われるんだ?っていうと、多分それよりも平均年数は短いんで、担当コーチが変わったりとか、監督が変わって、「何もできません!」っていう選手だったら、選手が可哀そうなんで。例えば、あの(侍)ジャパンに行ったりしても、何も言われずに、自分でちゃんとすべてができる選手であってほしいし、どこへ行っても「自立」してないと、すべてうまくいかないと思うんですよ。だから、とにかく「自立」する、自分で練習も含めて、ゲーム前の練習とかもそうですけど、何をやらないといけないか?っていうのを、「自分で考えていく」。で、試合の中でも「自分で考えて動いていく」っていうことができるようになってくると、コーチっていらないと思うんですよね。

レモンなるほどね。そこまで言えるんですね。皆さんビックリですね。柘植さん(代表)どうですか?めっちゃカッコいいですね!田口コーチは?

柘植ねえ。田口さんの「自立」と言うのが確実にチーム内に広がっているんだなあと。これから先どうなっていくのかが楽しみですね。実際、田口さんが2軍の監督を3シーズンやっていたころの選手の方も、結構、今活躍してる選手っていますよね?

田口「杉本(裕太郎)」もそうですし、「宗(佑麿)」が2年目の時に僕が2軍の監督になったんです。まだ「宗(ムネ)」が何にもできない、怪我で動けない状態とか見てました。あとは「吉田正尚(マサタカ)」は、僕と同じぐらいに入ってきたかな。最初、腰が駄目だった時はずっと2軍で「練習量を考えなきゃだめだよ」っていう話はしたりしながら。ま、本人絶対忘れてますけど。(笑)

柘植確実にその積み上げてきたというところが、チームとしては、効いているんだろなと、勝手に想像してたんですけど、おそらくあまり、そういったことは、声を大にしては言われないと思うんですけど、あの頃の自分のこういう関わりって、どっかで効いているんじゃないかな?っていうのをですね、他では多分絶対に言われないと思いますので、なんかちょっとでも、「効いてるような気がするんだよなあ~」っていうのがあったら是非教えて頂きたいですね。

田口いや~そこは、柘植先生、そして皆さんが声を大にして言って頂かないと、僕からはなかなか言えないですよね。(笑)「僕のおかげです」って(笑)そんなことは言えないんで。(笑)

柘植(笑)振り返ってみて、あの時、監督として、こういうことを意識していたこと、振り返ってみて「良かったな~」みたいなことがあったら、ちょっと教えて頂きたい。

田口そうですね。でも、とにかく彼らを本当にどうやって「自立」させるか?彼らにどうやって「考え」させるか?っていうことを前提に、やってたところと、あとは「体力」ですよね。体力的なところが、どうしても不足してるっていうことがあって、練習量は、今はちょっと監督の方針で減ってますけども、あの当時、僕は「体力」は絶対いるよ!っていう話をしていて、今年もやっぱり、オリンピック期間があったんで、1ヶ月夏に休みがあったんですよね。そこで少し休めたっていうのはよかったんですよね。それを踏まえて、全部終わった時に、何人かの選手が「やっぱり体力いりますね。」ということを言ってたんで、それはそれで、あの時の、6年ぐらい前の言葉を思い出してくれたらいいなと思いながら、そういう話を聞いてました。そうですね、2軍監督の時はおそらく必要になることは、全部言ってたと思うんですけども、たぶんこうやって、レギュラーをとって初めてみんなは、少しづつ。「あの時、田口さんこんなこと言ってたわ」とか、覚えてるかどうかわかんないですけど、「あ~、当てはまってるわ。」それがだんだん、また来年、再来年、思い出すようになるんじゃないかなって、僕は思ってますけどね。

レモン柘植さん、なんか新しい匂いがプンプンしますね。オリックスに!

柘植ですよね。「ああせい」、「こうせい」じゃないっていうのが、どんどん広まってきてるっていうのは、僕らが、すごく興味あるところですし、それがこの先、どんなふうに変わっていくのか、また聞いていきたいですよね。

レモンだって今、試合前のシートノック無いんですよね?オリックス。

田口ないです。はい、もうほとんど無いですね。

レモンこういうのは、間違いなく大学、高校、中学、小学校と降りていきますね。

柘植理由があるんですよね。そのしない理由って。

田口はい、しない理由は、「ゲームに集中するため」です。意外とプロ野球って、ホームはまだ時間あるんですけれども、シートノックをしてからゲームに入るまでに30分なかったりとかしている。ビジターだと、ビジターが後のバッティング練習終わって、その後にホームが、シートノックを先にするんですよね。それからビジターのチームがシートノックなんですよ。球場によってタイムスケジュール違うんですけども、ビジターの球場で、本当に時間ない時は控えの選手15分もないぐらいでゲームに入ってる。控えなんで、ゲーム出ないんですけども、チームとしては、なかなか集中できないんですよ。ただ、そこのシートノックを抜くだけで、一時間ぐらいの余裕ができるんですよ。だとすると、そこの一時間でリラックスをして、ゲームにどんどん入った方が全員の集中力上がるんですよね。それでコーチみんなで話をしてやめました。

レモンほとんどそういうことを考えずに「するもんや」、「そういうもんや」とやっているチームがほとんどでしょうね。

田口そうですね。基本的には、昔の野球っていうのはシートノックも1つのショーだっていう考え方があって、僕もちっちゃい時はプロのシートノックを見て、守備を学びたいと思って、行ってたこともあったんですよね。それはそれでいい時代だったかもしれないですけども、これはやっぱり時代かなと思いますね。いかに選手個人個人に集中できる時間をとってもらって、いいパフォーマンスを出させるかに、変化してきたっていうところだと思います。

~ここで、参加者同士が少人数に分かれて、振り返りタイム~

メンタルコーチからの質問タイム

コーチ陣の連携について

ナオヤ僕、二つお聴きしたいんですけど、1つはですね、田口さん自身がみてられるコーチの範囲と、例えば投手は投手で、多分「投手コーチ」っていうのがまた別でいらっしゃると思うんですけど、先ほどおっしゃっていた選手一人一人に「自立」してもらっていくことを、すごく大事にしてたっていう中でいくと、そのコーチ陣で、同じようにチームの全員を「自立」させていくような形にしていく為に、コーチ陣の中で、なんか一緒にやられたことっていうのがあったんですか?

田口「自立」ということに関しては、担当部署が僕は「外野守備」と「走塁」なんで、そこに関わることについては、絶対周りの人も「自立」してもらわないといけない部分なんで、1番僕が関わったのは、「バッテリーコーチ」、「キャッチャー」ですね。「キャッチャーのコーチ」と「内野守備コーチ」。「内野守備コーチ」は、「内野守備コーチ兼サードベースコーチャー」で、「走塁」もやっているんですね。ですから、この3人ではずっと「自立」させないといけないっていう話は、いつもしながら、そのために、どうするか?っていうことも常に話はしてましたね。

ナオヤそれは、例えば、定期的にミーティングをやっていたのですか?

田口定期的にミーティングを開くと言うことはなかった。ただ、「内野守備コーチ」とも、ロッカーが隣だったし、移動も常に一緒ですし。

ナオヤ毎日の練習や試合の中で、普通に会話をコーチ陣でしていたわけですね。

田口そうですね。はい、そうしないといけないと思って、2つ上の先輩なんですけど、よく知っているので、先輩も「そうやなっ」て言うところで、「あーしようか」、「こうしようか」、「こうしてみようか」っていういろんな意見が出てきて、試しているという感じですね。

メジャーの経験からのアドバイスを

ナオヤ有難うございます。それからあと一つはですね。実はうちの息子も今、アメリカで野球挑戦して、メジャーにチャレンジするって言って頑張ってるんですね。田口さん自身がアメリカでプレーして、今、日本に戻ってきて、向こうで感じたことを、今の選手に伝えたいこととか、こういうことを大事に、共通でできることあるよと選手にアドバイスしてるってことがあれば。

田口選手に、そこまで僕はアドバイスと言うことはしないですけども、「何かあったらすぐ言ってこいよ」っていう話はしてます。なんでもそうですけども、自分からグイグイいかないと、なかなか得るものや、自分が取れるものなどは取れないし。とくにアメリカの社会っていうところで、野球の世界は「自分が自分が」っていかないと、なかなか見てもらえない。

レモンそれで言えば、いかに泥臭く、壮ちゃんはメジャーで頑張ったかって言うあの裏話。「監督の視野に入る」っていう、そんな話をお願いします。

田口監督室に、試合出たくなったら絶対行きますもんね、「試合に出せ」と言います。僕はそうでした。ずっと使ってもらってる時はいいんですけども。あとは、「自分が何をやってるか」っていうアピールは必ずする。例えば、僕は、あまり体が大きくないんで、どうやってチームを勝たせるかっていうことを考えながら、アメリカでプレーしてたんですけど、バッター、打撃において、「いかに点をとるか?」っていうことを考えながら、いつも打席に入るんですけれども、ある日、ランナー2塁で僕に打席が回ってきて、「ノーアウト、ランナー2塁」。右打ち、逆側へ打って、ランナーを3塁に進めて1点取りました。2打席目も同じシチュエーションがきました。また、セカンドゴロ、また1点取りました。3打席目も、おんなじような形が来たんですけど、それもまた同じようにやって、そして僕の打率はみるみる下がっていきます。もちろん(犠牲打だから)アウトになるんで(打率は)下がっていくので、そこで3打席目が終わったところで監督が、僕を呼んで、「お前何やってんだ?」とか、「なんでヒットを打たない?」という話をしてて、「いや、でも点をとっているじゃないですか?」結局その試合3−2かなんかで勝ったんですよ。「僕はチームが勝つためにいるんで」という話をして、4打席目、本当、こんな偶然なかなかないんですけど、同じ状況でまた来たんですよ。監督が、見るに見かねて、バンドのサインを出した。バンドをすると、打率が下がらないので。結局勝って。また監督室に、ゲーム後に呼ばれて、「お前そんなに自己犠牲して、自分の成績下がってそれでいいのか?お前メジャーに上がりたいんだろう?」って言うわけです。で、監督に僕はそこで説明をして、じゃあ僕がどんだけホームランを打てる?どんだけ1人で打点を稼げる?っていうことをコンコンと説明をして、だとしたらチームを勝たせるために、僕の生きる道はこっちです。だから徹底してやってました。という話をしたら、監督が偉く感心して、(笑)それから出場機会が増えるんですよ。(笑)それがメジャーにも報告行ったりとかするんで、これをず〜っと続けるっていう僕の「スモール・ベースボール・ローラー作戦」です。(笑)

アメリカのコーチとの衝撃的なエピソードは?

サム田口さん自身が、大リーグに行って、コーチとの関わりの中で、ショックを受けた、日本じゃありえないなあっていうエピソードがあれば、教えて頂きたいのですが。

田口コーチとの関わりは、1番最初に「何も言ってくれなかった」と言う。そこが1番のショックですね。1番最初行って、全く打てなかったんですけれども、そのアメリカ人の「ツーシーム」といってちょっと沈みながら自分の体に向かってくるっていう、右ピッチャーのツーシームが全く打てなくて、ただ、僕は、なんかあったら言ってくれるもんだと思っていたんですけども、一向に誰も何も言ってくれず。(笑)ということは、僕のバッティング自体、「そんな間違ってないのかな?」って、調子もそんな悪くはないし、ただ打球が上がっていかない。打ち方がわからないんで、打球が上がっていかないなあ、という試行錯誤だけはしてたんですね。それで「トリプルA」に落ちることが決まったところで、コーチが来て、「何をやってるんだ」っていう話で。(笑)「いや、何も言ってくれないから合っているもんだと思ってるんだけど」っていう話で、「いや、こっちはお前が何も言って来ないから、大丈夫だと思ってずっとほったらかしだったんだ」というところで一年目の「トリプルA」行きが決定したっていう。

レモン(笑)すっごいなあ~(笑)そこからまた這い上がるんやからな~

田口コーチが何も言ってくれないというか、自分から行かないと、向こうは何も伝えてくれないっていうことを、知らないと痛い目に遭います。(笑)

もう少し詳しくシートノックについて

かおりんシートノックに関してなんですけど、100%やめているわけではないということで、ホームの時はやっているのか?とか、その選手が、「じゃあ、今日はやろうか」、って選手が言い出してやるのか、「主導権」は誰なのか、やった時と、やらない時の違いみたいなものもあったら教えて頂きたいなと思いました。

田口「主導権はコーチ陣」です。基本はホームはやらないんです。ホームはもう自分たちのグラウンドを知っているので、やらない。移動日で、例えば芝生のグラウンド、パ・リーグだったら、「楽天」のグラウンド行った時とか、全く環境が変わる時っていうときだけやるんです。最初のゲームは、移動日で体が疲れてたら、その理由でやらないっていうこともありますし。その辺は、「なるべくやらずに」というところですけども、環境がガラッと変わる時だけはやる。っていうことは、選手にはもう最初から伝えてるんで、だいたい選手も、あ、ここでやるなって言う予測は付いています。やった時と、やらなかった時っていうのは、やっぱり、やらないことに慣れてくると、やったときっていうのは、ちょっとバタバタしますね。ゲームの入り方が、その辺は、これからの課題かなと思います。これが選手がもう完全に「自立」をして、どんなグラウンドでも、どんな環境でも「やらなくて大丈夫です。」っていうふうになってくれると、さらにチームは強くなるかなと思いますね。

レモンその時の、「何を優先する?」って言ったら、やっぱり選手が本番にパフォーマンス100で行けるような環境作りっていうことですよね。

田口そうです。それが1番ですね。

田口さんからメンタルコーチへの逆質問

他のアスリートのメンタルについては?

トークセッションの様子その3レモンさてここでね、この場には、フィールド・フローの「選手主体のコーチング」をやっている人たちがいるんですけど、何か逆に壮ちゃんが聞きたいことかありますか?

田口1番興味があるのは、アスリートには、どんな人たちがいるんだろうって?皆さんは、いろんなスポーツの選手とか見られ、いろんな分野の方を見られていると思うんですけども、とんでもない「強いメンタル」を持ってるとか、とんでもなく「面白いメンタル」を持っているとかっていう話があったらぜひ聞きたいです。

レモン例えば、東京オリンピックでも大注目された「スポーツクライミング」で、有名で、先ごろめでたくご結婚もされました、あのお2人のサポートをしていると言うコーチが来てくれています。「あっくん」です。どうですか?メンタルについてはあのお二人は?

あっくんどちらも素晴らしいんですが、特に男性の「楢崎(智亜)」っていう選手は、どっちかっていうと「自由」とか「楽しさ」っていうのを大事に、そういう「価値観」を大事にしているタイプなので、練習で追い込むことは追い込むんですけど、自分の「感覚」を大事にして、「今日は、この練習必要ないな」と思ったらやらないとか、「これ食べたくないな」と思ったら食べないとか、自分の「直感」を信じる、「野生的な本能」を信じて突き進んでるっていうのが、楢崎選手です。

レモンそうなんですってね。楢崎選手なんて完全に天然の天才肌ですよね。もう発する言葉がすごい!「あの空と俺は繋がるんだ」的なことをおっしゃるタイプ。「空と繋がって」登るらしいですからね。

田口そうです。僕、そっちの方が理解できるような気がします。

レモン阿部ちゃん(メンタルコーチ)、いろんな選手見てますけどどうですか?

阿部ちゃん選手を見てて思うのは、自分と内側につながれる人は、多分天然なんだと思うんですけど、やっぱ自分でパフォーマンスを出せますよね。外に意識が行きやすい人、コーチだったり、監督だったりっていう方向に意識が向きやすい人は、やっぱ自分のパフォーマンス出せないっていうのは、あの全体を見てて、それは共通してますね。

レモン今のわかりますか?壮ちゃん?

田口いや、内に向くか、外に向かって話ですよね。あー、わかりますね。すごくよくわかります。なんかそういう中で、なんか面白い「名言」とかっていうのはないですか?例えばさっきの、「空と繋がった」ってもうなんかめちゃくちゃ理解できるんですよ。(笑)いや、空と繋がったら、そらどこまででもとんでもないスピードで登れそうじゃないですか。

レモン例えば、あの阿部ちゃんが見ている、「菊野(克紀)」さんっていう格闘技界では有名な方がいるんだけど、菊野さんは「沖縄拳法空手」とかやって、パンチを喰らわすこの手の先にも、まだ先に見えないけれど手があるっていう世界を感じながらやってはるよね?阿部ちゃん?

阿部ちゃんそうですね。よくわかんないですけど沖縄拳法空手が、ただ、体重移動だっていうのはわかるんですけど。格闘技って、メンタルで言うと、すごい幅が狭いんですよね。一瞬でやられると、それが死ぬというか、もう負けにつながるので、一瞬の迷いとかが、その勝負に関係をするので、いかに自分と向き合っているか?相手に意識が向いた瞬間にやられちゃうんで。そういう意味で言うと、戦っている時はすごい自分に向かってますけど、実は菊野さん、いつもは外なんですね、意識向いてるの。だから本番の瞬間に変わりますね。本番の瞬間に、内側に向くんですね。ただ、名言とかはないです。(笑)

田口(笑)面白いです。菊野さんのパンチ、手が伸びていくとかっていうのもめちゃくちゃ理解できるんです。僕らもやっぱり、野球やってても例えば、塁間走る、盗塁するって言った時に、一塁からセカンド行くのに、セカンドベースまでって思っているとスピードが落ちるんですよ。その向こうの、例えば「レフトまで走れ!」とかって言うイメージで行ったりとかすると、スピードが最後落ちないですんだりとか、プラス、真っ直ぐ走りたいんだったら、そこに「レールのイメージをひく」とかっていうことができると、真っすぐ走る。ただむやみやたらとセカンドベースを目指していると若干の蛇行があったりとか。それが100分の何秒かの遅れに繋がってタッチプレーでアウト。だから、隙をつくという感覚は、野球においても、そういう部分はあると思うんです。

レモンそれはね、柘植さん、「フィールド・フロー」でやってる「VAK」ですよね。そういうワークもあるんですよ。

柘植あるソフトボールチームの選手で、打つ時に、右中間の方を目指す時、エリアを視覚化する時に、単にエリアをイメージするんじゃなくて、「色をつけて」イメージすると、より自分の集中度合いが高まるみたいなことを言ってた選手がいました。あとは陸上の400mの選手で序盤中盤ぐらいの走り方っていうところで、「なるべくソフトに走りたい」っていう、その接地面との感覚みたいなのが、なんか「ギシギシいうような板の上を走っていても、ギシギシさせない感覚で走る。」ということ、(笑)「その感覚が中盤の400の走りに効く」みたいな。そんなことを体を動かしながらセッションやってた時に見つけた選手がいました。本当、それぞれの「世界観」ですよね。

田口そうなると、(練習のために)ギシギシした床探したくなりますよね。(笑)

今後、メンタルコーチは一番重要な部分になってくるような気がします。

レモン(笑)さあ、いろんな話が出てきて尽きませんが、どうですか?壮ちゃんここまで?

田口面白い!ホント面白いです。話がそれて、「感覚的な話」になってきましたけども、いろんなアスリートの方が、いろんな面白い感覚で、やられてて、おそらくそれがメンタルで繋がっていくと思うんですけれども、何て言うのかなー、「感覚を言葉にして、それを僕達が頭の中でビジョンを描いて」っていうのはすごく楽しいですし、これが、いろんなスポーツの世界の動きは全く違いますけど、全く違うんだけども、この何て言うんでしょう?この「感覚」をみんなで「共有」できると、それぞれの部門でパフォーマンスが上がっていくのかなって。この「言葉」だけで。そういう気はしましたね。

レモン壮ちゃん、この後、柘植さんとまたラインでやりとりしてもらって、僕らが柘植さんから教わった「VAK」のやり方、例えば、「小っちゃいボールをソフトボールぐらいの大きさにちょっと想像してみよう」とか。「サッカーボールだったらどうだろう?」とかいう、そういうワークがあるんですけど、それを一回受けてもらって、壮ちゃん自身が球団の方に戻ってそのワークを全員にやると、絶対おもろいデータが上がってくると思うよ。

柘植一度、見て頂いたり、体験して頂けると面白いかもしれないですね。

田口そうですね。基本的には僕は「物を見ずに見る」っていうことが好きなんで。

レモン面白い!「名言」出たやん!「物を見ずに見る。」いやあ、本当に「メンタルコーチ」はこれからスポーツの現場でどんどん必要になるのは間違いないよね?

田口いや、間違いないと思いますし、1番、重要な部分になってくるような気がします。

レモンコミュニケーションが、そういう風に「選手主体」で、その選手が「主体性」を持ってやれるような関わりが必要になってくるっていうことだからね。

田口そうですね。昭和的な「パワハラ」がなくなりつつあるということは、基本的には選手たちっていうのは、パフォーマンスする人達っていうのは、「自立」しないと上には登っていけないっていうことにはなると思うんで、そういう「セルフコントロール」っていうところもすごく大事にはなってくる感じですよね。

レモン柘植さん、どうですか?僕らが大好きな壮ちゃんの笑顔が、結構出ましたけど。(笑)

柘植もう最高ですよね。田口さんが更に喜んで下さる、いろんな、「ぶっ飛んでる言葉集」みたいなのを、またお伝えできる機会があると、嬉しいなあなんてと思いましたね。(笑)

田口(笑)ありがとうございます。その「ぶっ飛んでる言葉」を感じながら、「うわ〜分かるわ~」とか思いたいんですね~(笑)

柘植そういう機会を作りたいですね。(笑)

田口たぶんそんな本があって、アスリートに見せたら、面白いと思います。

柘植対談の中で、最後の方に僕はやっぱりインパクトがあってですね。田口さんが本当に、言葉にならない、目に見えない世界を表現するみたいなところに、前のめりになっていらっしゃったんで、やっぱり1つの醍醐味というか、一人一人違うアスリートが「究極」を「探求」している、そこをスポーツメンタルコーチとしての僕らもね、一緒に味わえるっていうのは、楽しさの1つでもあるので、是非また、シーズン終わった後にでも、「こんな面白い選手いたんだ。」みたいな話をして頂けたら、僕らの方からも、是非共有させて頂きつつ、アスリートの「究極の世界」って楽しいなあ~っていう。もちろん、本当に「モチベーション」とか、いろんなところと向き合いながらやっているっていう話もそうですけど、「感覚的なもの」も、是非!お話できたら嬉しいなって改めて思います。

田口はい、もちろん。うちには「面白い選手」がいっぱいいるんで。(笑)

柘植いやあ、本当に、貴重なお時間を頂きありがとうございました。

レモンそれでは、スポーツを通して、「素敵な未来」に向けて、共に、ますます楽しんでいきましょう!田口壮コーチ、本日はありがとうございました!

田口楽しかったです!

PAGE TOP

イベントカレンダー

スポーツメンタルコーチング
Copyright © FIELD FLOW. All Rights Reserved.

ページの先頭へ